呪景-解説

秋葉原GiGO周遊型イマーシブアトラクション『呪景』はいかがでしたでしょうか?

この物語は「呪いの画像」をきっかけに始まりました。
参加者は、謎の人物ハジメに導かれ、"呪いを解除するため"にGiGOの各店舗を巡ります。
しかしこれはあくまで表の目的── 運営の真の目的は、以下の2つです。

  • GiGO各店舗の魅力を実際に体験してもらうこと
  • 現実に疲れた人々を、ゲームセンターという"夢の世界"へ誘うこと

「呪いの画像」はブラフで、実際にはみなさんは呪いにはかけられていませんでした。「呪い」や「解除」といった言葉を使うことで、みなさんに店舗を巡ってもらい、GiGOの魅力に浸かってもらうことで、ゲームセンターという夢の世界への誘導を促すための仕掛けです。

「夢の世界に行く条件」は2つ。プレイヤーが自分の意志で宝箱(夢の世界への招待状)を開くこと、そして「自分の名前(と認識できるもの)」を幻のクレーンゲームに閉じ込めることでした。
そのため、今回夢の世界の住人は、大勢の人間を夢の世界へ誘う作戦として、たくさんの人の署名を集め、クレーンゲームの中に閉じ込められる特別なイベントを計画したのです。
そして最後の「クレーンゲームで取った(取ろうとした)」物が、現実に戻るか、夢の世界に進むかという分岐点。 その先には、ある条件を満たすことでたどり着けるEXTRAエンドも存在します。

▼登場人物

• 会田京香(案内人/行方不明者):

  • ゲーム開始時のプレゼンターとして登場し、参加者に「呪い」の存在を告げ、最初の行動を促しました。
  • 終盤では「幻のクレーンゲーム」の場所で再登場し、参加者に最後の選択を迫る使者としての役割を担っていました。
  • 真の姿は、ゲームセンターの世界へ人々を誘う案内人です。
  • 事前のSNS宣伝で発信された号外新聞では、"行方不明者・会田京香"としても登場していました。

• ハジメ:

  • 3号館の屋上で参加者と接触し、「呪いを解呪するために協力しよう」と持ちかけました。
  • ハッキングをしていると見せかけ、各店舗への移動を指示することで、参加者をゲームセンター全体へと誘導しました。
  • エンディングによっては、違和感を感じた人もいることでしょう。

• 湧泉夕子(GiGO大好きな客):

  • 1号館の地下でクレーンゲームを勧める謎の客として登場しました。
  • 景品に紛れ込ませたメモを通じて、次の目的地へと参加者を導く役割を担いました。

• 岸(記者):

  • 5号館で出会うフリー記者です。
  • 「呪いの画像」について取材していて、真実を追い求めています。
  • 異世界への噂、「呪いの画像」、イベントの真意についてを参加者に伝えて現実の世界にちゃんといさせてくれようとする存在です。

記者以外の3人は現実世界に疲れ、既に夢の世界の住人になっていました。

▼エンディングについて

エンディング4種類あり、それぞれ最後のクレーンゲームでの行動によってそれぞれの結末を迎えていただきました。どんな結末を迎えても、それはあなたが選んだ結末なので、大事にしていただければ幸いです。もし他の世界線が知りたい場合は、体験した方同士で話し合ってください。

▼SNS投稿について

本公演の内容について(登場人物の名前、最後の選択、夕刊)はネタバレとなるため投稿はNGとなります。
しかし、以下の物は投稿OKなので、もし楽しんでいただけましたら#呪景をつけて発信・拡散にご協力をお願いします。

  • 内容のネタバレにならない感想(例:楽しかった、ドキドキした、クレーンゲームできた、など)
  • GAMECLEARと書かれたプレイカードの表面(裏面の投稿はおやめください。)

全て運営(夢の世界の住人)が用意したゲームになっているので、その視点で振り返ると違和感があったところの辻褄も合うかもしれません。